ロスト・イン・トランスレーション

洋楽の歌詞を和訳するよ

ライブ感想メモ/THA BLUE HERB @渋谷WWW X

 

・2023年8月5日公演の感想メモ。

THA BLUE HERBのライブは初めて。セットリストで分からない曲の方が多いくらいの聴き込み。

・出だしから音の良さに驚く。低音ビリビリ。ライブの醍醐味だなあ。

・BOSSさんのラップ、音源に負けない声量と聞き取りやすさに驚く。しかもあの質をライブの最後まで持続させるって、どんだけ鍛錬積んだらあんなことできるんだ...。

・初っ端のMCで「今日は32曲やる」って聞かされて驚く。周年ライブでもないのにそんなにやるの!?

・『同じ月を見ていた』、渋谷だしMummy-D登場か...!? ってちょっと期待したけど、その頃RHYMESTERは福岡でライブやってたらしいね。BOSSさんが歌うフック、渋いぜ。

・『STARS』の前振りのMC、沁みたなあ。個人的にすごく好きな曲だからやってくれて嬉しかった。

・『サイの角のようにただ独り歩め』をアウトロにしていた曲(曲名が分からない...)、残響がぐわんぐわん回ってえぐいトリップ感。

・『MOTIVATION』の扇動力よ。熱すぎる。今すぐ何かに挑戦したくなった。昨日より今日、今日よりは明日!

・『THE BEST IS YET TO COME』、面と向かって語りかけられてるような気分になって泣きそうになった。

・『未来は俺等の手の中』、凄まじい迫力だった。泣きそうになったし、圧倒されてなぜか笑ってしまった。観客が「未来は俺らの手の中」と連呼する中でBOSSさんがラップする光景、輝きまくってたよ。革命が起きる時ってこんな一体感と高揚感なんだろうなあ。

・『REQUIEM』、すげえ曲だな...とあらためて感動した。ライブ中にBOSSさんが何度か「戦後78年のTHA BLUE HERB」って名乗ってたのも印象深い。この肩書きを堂々と名乗るのかっこよすぎですよ。

・『バラッドを俺等に』、ほとんどこの日のための新曲みたいなリリックになってた。

・『今日無事』、なんかもう祈りみたいなラップだ。

・終演後、何度も頭を下げて礼をする謙虚さにこちらの背筋が伸びる思いだった。あんなに凄いステージをやった後にあの頭の下げ方できるのか...。人として本物すぎる。

・MCがすごく沁みた。どの言葉も忘れたくないからライブアルバムにして保存してほしい。あの人のあれに対する意見は共感できて笑う。

・これまでに行ったライブの中でもトップクラスに感動した。音楽ってすげえや。

・それにしても足が疲れた。2時間40分にわたる自分とTHA BLUE HERBの真っ向勝負でした。